第6章

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変な声にアイシングのベルトをつけながら、ちらっと後ろに目線を送る。 ソウタ先輩………その咳払いは何??? そんな気持ちを込めて。 目があったソウタ先輩は、ちらちらと目線をそらす………イッチーに………… あっ、そう言うことか……… 「ソウタ先輩、イッチーすごかったでしょ!?ちゃんとエース候補に成長してるんだよ」 「ハル先輩」 ちょっと照れた顔を覗かせたイッチー。 「まぁ、こう見えて緊張しいだけどね(笑)………ほいっ、きつくない!?」 イッチーの頷く顔に更に告げる。 「んじゃあ、今度は肘ね」 伸ばしてもらった右肘にアイシングを施した。
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