第7章

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「カズー、落ち着けー」 今まで順調にきていたカズが…………荒れていた。 ケンがタイムをかけ、内野陣がマウンドに集まる。 ベンチから走ってきたのは………イッチーだった。 カズの隣に行き、何かを話している。 カズの顔に笑いが見えた。 「しまっていくぞー」 「「「「おう」」」」 一呼吸おいたのがよかったのか…………イッチーの伝言がよかったのか……………それからのカズはいつものピッチングに戻った。 「カズ、ナイスピッチング」 「ピッチいいぞー」 ようやくスタンドから歓声が上がった。
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