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「なによぉ…………だって、カズくんに持ちこたえてもらわなきゃ………まだまだみんなと野球続けたいもん」
ハルちゃんはホッペを膨らませながら訴えていた。
あの~、ものすごく可愛いんですが…………
俺の顔がへにゃりと緩む。
そして、ふと目にとまったイッチーの顔。
真っ赤な顔をしながら、ハルちゃんに目線は釘付け。
そんなイッチーの前に立つ…………ハルちゃんへの視線を遮るように………
「………見るのもダメっすか…………」
「うん………あの顔は…………ダメ………」
俺って、こんなに独占欲強かったっけ!?
「ふははははは…………ほんとにもう、どんだけっすか!?」
イッチーに爆笑されてしまった。
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