第2章

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いつもより、長ーく感じた授業時間。 終わった瞬間立ち上がる。 「じゃあ」 ヨウとナナミとサクラに手を振って出てきたはずなのに…………なんでいるんだ!?こいつら………… 「次、3号館だろ!?」 「俺も今日はサボり~」 そんなヨウの後に 「同じく」「サボる」 ナナミとサクラの声。 「俺も久々にハルちゃんに会いたいし~」 そんなヨウの隣でコクコクと頷くナナミとサクラ。 「いいよー、来なくて」 そんな俺の声なんて誰も聞いちゃいない。 外に出ると会ったのは…………トモ先輩。 俺の顔を見るといきなりダッシュした。 …………あっ………… 「トモ先輩!!トモ先輩もココちゃんと!?」 慌てて俺もダッシュした。
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