第2章

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もう!!早くハルちゃんとどこ行くか相談しようと思ったのに。 でも、ちゃんと紹介しないと納得してくれなそうなサクラとナナミの視線に…………… 「彼女のハルちゃん」 「はじめまして………白石 遥果です」 ハルちゃんがぴょこんと頭を下げた。 そして、その後俺の顔をじーっ…………… こっちも紹介しろってことだろう。 「こっちのおっきい方がナナミ………でそっちのちっちゃいのがサクラ」 ものすごく簡単に紹介した。 ハルちゃんが興味もっちゃ困るし。 ハルちゃんの目が大きく見開かれたことに気付かなかった。 「ちょっ、ソウタ……紹介が雑過ぎ!!! ………はじめまして、名波 新(ナナミ アラタ)です。よろしく」 「佐倉 誠(サクラ マコト)です………会って見たかったんだぁ、ソウタを虜にしてる彼女に!!」 ハルちゃんはなぜか固まっていた。
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