第2章

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「そうそう、安心して………ソウタね、女と最小限しか口きかないから(笑)」 ナナミも話に加わる。 そして、ハルちゃんに大学での俺の話をし始めた。 ………………………………………………………………………………………… 「あっ、青山くん……ちょっといいかなぁ!?」 昼ごはんを食べようと座る場所を探すべくキョロキョロと辺りを見回していた俺に話しかけてきた人。 ちらっと見たが…………俺の知り合いじゃない。 「なに??」 「う~ん………ここじゃちょっと…………」 なんでこの人は体をモジモジと動かしているのだろうか…………あっ、でもハルちゃんがモジモジしてたら…………うん、可愛い………なんて別のことを考えた。 「ここじゃ話せないこと??」 「うん………2人っきりで話したい………あっちで」 廊下を指さした。 別に俺は話すことはない。 知らない人だし。 「ここで話せないなら、別にいい……じゃあ」
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