第2章

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「あっ、ありがとうごさいました」 ハルちゃんがみんなにお礼を言いながら頭を下げた。 なんでお礼??? よくわからないまま歩みを進めた。 「じゃあ、またねハルちゃん」 「「またね」」 後ろを振り返りながら、みんなに手を振るハルちゃん。 「ソウタ………ハルちゃん不足、補って来いよ~(笑)」 そんなヨウの声に苦笑いを浮かべながら隣のハルちゃんのちっちゃな手をきゅっと握った。 久々のハルちゃんの温もりに心の中までほっこりした。
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