第2章

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「ハルちゃん、どこ行く??………買い物??映画??………ん~、それともどっかブラブラする???」 ようやくハルちゃんと2人っきりになり、今日の予定を考える。 「えーっとね…………ソウタ先輩と2人になりたい」 ハルちゃんの声が心臓に………ドクン………と音をたてさせた。 それってさ、それって…………ハルちゃん不足が続いていたせいなのか…………はたまた俺の頭ん中がピンクに染まっているせいなのか………そっちの方向に一直線になった俺の頭。 「ふぇ???」 口から出た言葉も意味不明。 「………私も………ソウタ先輩不足………誰にも邪魔されずに2人になれればいい…………うちでもソウタ先輩んちでも…………」 そんな真っ赤な顔で大胆発言のハルちゃん。
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