第2章

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部屋に入り、途中のコンビニで買った飲み物や食べ物をテーブルに置き………床に座ったまま両手を広げた。 「おいで」 ポスンと俺の胸に収まったハルちゃんをぎゅっと抱き締めた。 ハルちゃんの頭に俺の頬をすりすり。 はぁぁぁぁぁ…………癒される………… しばらくそのままハルちゃんの温もりを感じていた。 「ハルちゃん」 そんな俺の問いかけに、顔を上げたハルちゃんにそっと口付ける。 ちゅっ…………と音をたて離れた唇。 目を合わせるとハルちゃんがぼそっと呟いた。 「ソウタ先輩だ」 そして顔を緩めるハルちゃん。 たまらなくなり、そのまま何度も唇にハルちゃんの温もりを感じた。
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