第2章

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「さっき、ヨウたちの話聞いたでしょ!?全然不安になることないから」 ハルちゃんの両頬を手で覆い、しっかり目を合わせながら伝えた。 「うん……………でもね、でもね…………」 話し始めたハルちゃんの声に耳を傾ける。 「ソウタ先輩のこと好きな人が………無理矢理ソウタ先輩にキスしちゃったら………とか………」 有り得ねー!!! ってか、ハルちゃんはそんなことを考えてたのか………… 「無理矢理って………俺の身長に無理矢理するのはどんだけ背の高い女なんだよ………」 190㌢近い俺に無理矢理キスするのはかなり難しいと思うんだけど………… 「………それとか…………薬とか盛られて………意識のないソウタ先輩を襲っちゃうとか………」 襲っちゃう……って(苦笑) 「俺、知らない女から物貰わない」 1つずつ、ハルちゃんの想像を否定する。 「………後ろから突然薬を嗅がされて意識を奪って………そんなソウタ先輩を監禁して………無理矢理裸にして襲っちゃう………とか!?」 「ハルちゃん…………それ、明らかに犯罪だから(笑)」
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