第3章

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「コクられてないっすよ」 ソウタは口を尖らせながら言う。 「話がある………って言うから、何??って聞いたら、あっちで……って言うから………じゃあ別に聞かなくていいやって」 もしかして、2人にすらならなかったのか!? 「そしたら………“いいなぁ”って言うから、興味ないって言ったけど………別にコクられてないっすよ!?」 ソウタ…………それはすでにコクってるのと一緒だろ。 でも、なんか相変わらずハル一筋のソウタを垣間見た気がした。 「しつこかったから、俺が助けた………ソウタは彼女以外、全く興味ないですよ、諦めてって」 ヨウも話に入ってきた。 「相手可愛かっただろ!?」 「別に」 コウはソウタに突っ込むがソウタは素っ気ない。
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