第3章

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家に着き、リビングのソファーに座ったハル。 隣には当然のようにソウタの姿。 3人分のコーヒーを入れようとして………麦茶に変更した。 3つのグラスをテーブルに置き、意を決して話し始めた。 「大丈夫なのか!?ハル」 「うん………休んだら、だいぶ楽になったから」 そこで静かになった。 どうやって聞き出そう。 「病院は??」 ハルが首を振る。 「俺も病院行った方がいいんじゃないか!?って言ったんですけど………ハルちゃんが行かなくていいって………」 ソウタがハルを見る。
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