第4章

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まさか、毎月の女の子の日で体調の優れないハルのことをアキが大きな勘違いしていたなんて思っても見なかった。 ましてや、そのことをハルに問いただそうとして………ハルに大顰蹙をかっていたなんて……… “コンコンコン” 「はい」 返事をしたら、アキが入ってきた。 それもめちゃめちゃ落ち込んだ顔で。 「………フユ兄………」 俺を呼んだきり、黙り混むアキ。 「なんかあった!?アキ」 そして、ようやく話し出した。 「フユ兄はさ…………ハルの顔見ただけで………その…………分かるの???」
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