第4章

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「はーい、お待たせ……簡単なのでごめんね」 ハルがオムライスを運んできた。 「うわぁ、うまそ~」 ソウタは目を輝かせる。 「ハルのオムライス、久々だなぁ」 ほんとなら、今頃ハルは野球の試合に行っていただろうから…コンビニでお昼ごはんを買おうかと思っていたのだが、思いがけずハルのオムライスを食べられるとは…… 「好きだったんだよね、お休みの日のお昼に作ってもらったお母さんのオムライス」 にこっと笑い、ハルは椅子に座った。
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