第4章

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たぶん、絵を描き 何かを答える……それがお絵かき当てっこなのだろう。 「ハル、色鉛筆貸して」 そんな俺に女の子のキャラクターがついた24色の色鉛筆をよこした。 水色の色鉛筆を手に取り、ノートに丸を書いた。 「ハル、これなーんだ??」 ようやくソファーからおり、ノートを覗き込んだハル。 「まる」 ただの丸は、なんの興味もなさそうな声。 「そう、まるだね…………でも、これが変身するぞー」 そう言った俺に、やっと興味をしめす。
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