第4章

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「ふーちゃん、ふーちゃん、ハルのオムライスに絵書いて!!」 テーブルに並べられたオムライスの前に俺を連れていき、ケチャップを渡してきた。 「んー、これでうまく書けるかなぁ!?……何書くの???さっきのソフトクリームに変身する前のやつ??(笑)」 「あれはダメ(笑)………うさぎさん!!」 ケチャップでの絵は思ったように書けないが………さっきのナツ兄がノートに書いてたうさぎよりは可愛く書けた。 まわりにハートを散らしてあげた。 「うふふ、ハルのオムライス可愛い……いいでしょ!?あーちゃん」 「別に」 羨ましがってあげればいいのに、アキのやつ。 だから、嫌がらせでアキのオムライスを取り上げ………ソフトクリームの変身前の絵を書いてやった。 「うわーっ……お母さん、お母さん…フユ兄が……」 ちょっと半べそのアキにハルも大笑いしてたっけ。
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