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~ *** ~
正直、彼の態度には、軽いショックを受けるほど呆れずにはいられなかった。
しかも昨夜は、ベッドに彼が来るのを待たずに眠ってしまい、
翌朝、目覚めてみると、隣に寝た形跡がない。
それどころか、彼の姿は、もうどこにも見られなかった。
顔を合わせたくないってこと?
だけど、いくら五つも年下といえど、これは、あまりにも子供っぽくない?
そんな彼の態度に更にムッとしたものを覚えつつ
私は、黙々と出勤の準備を始めた。
こうして、どこかムシャクシャした気持ちを抱えたまま一日が始まり、
迎えた昼休み。
「ねぇ、安奈ちゃん。明後日のことなんだけどね」
私は、彼女をランチに誘い、彼とのケンカの理由だけを伏せて
素直に昨夜の失敗を話して詫びる。
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