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「ナッちゃん、僕……」
「ん?」
ナッちゃんとエッチがしたいだけじゃない。
ましてや、タイミング悪く生理になった事で、彼女が自分を責めている今、
エッチがなくても、どれだけか僕が彼女を好きで、彼女が大事なのかを
伝えたい。
なのに、こんな時には上手く言葉が出てこない。
そして、そんな僕をよく知っている彼女は、
僕の髪に細い指を滑り込ませ、そっと頭を撫でてくれる。
だから僕も、有りっ丈の言葉をかき集めて
一生懸命、伝えられる言葉を探した。
しかし、
「ナッちゃん。僕、何があっても無くても、ナッちゃんが好きです」
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