川の神

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「人柱を捧げたる所以は、 洪水、日照りがなく、 五穀豊穣、 川の事故無きよう……。」 拝みやとその弟子の昴が、 川の神様に、 祭壇を築いて、 両岸の村人が、首を垂れて祈りを捧げていた。 「この者たちに、 うんざりしておる。 我声を聞けぬ拝みやが、 村人を騙して、 この者たちは、 ここに来た……。」
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