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「次は、龍吉!
そなたは?」
「菖蒲殿と二人で暮らしたい!!」
「ほぅ……。
それは、
菖蒲は無理じゃ。
もう息をしとらぬ……。
そなたらが、
転生した時、
機会を与えるので良いか?」
「はい!」
「では行くが良い!!
そなたは戻す!
人柱を止め、
供物で良い。
あの者たちを追い出さねば、
災いが有ると伝えよ!!」
「あの者たち?」
「昴と、その師匠!」
川の神様は、
扇子を開いて、
龍吉をひとあおぎしたかと思うと、
龍吉は、
意識を失った!!
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