春に見に行く、あれ

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俺は鈴村雪兎! 小学一年だ! 小一って事は…七才か? へへっ、俺、自分の年言えたぜ! おっと、自慢している場合じゃなかった。 今日はな、ケイ姉の家まで来ているんだ。 何する為かって? それは………おはなみ、行く為だ! おはなみって、春にするんだろ!? だから、いつもヒマそうなケイ姉と遊んでやろうって思って! 今は朝の………うーん、十時くらい! ケイ姉いるかなー… そう思ってドアをドンドンする。 「おい!ケイ姉!ケイ姉ってば!!」 そしたら、ケイ姉が眠そうな顔で出てきた。 「ぁんだ?」 「ケイ姉!…俺と一緒におはなみ行け!」 「断る。」←即答 ドアをガチャンってされた。 今日のケイ姉はごきげんナナメだ。
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