第二章 サクラ
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普通友達には、出会いがつきものだけど、私たちに出会いはない。 強いて言うなら産まれた瞬間。 ただ毎日一緒にいた。 気がついたら二人が隣にいる。 でもそれは、とっても幸せなことなんだ。 私たちに出会いの記憶が無くても、運命の出会いがあった。 私たちの間には、切っても切れない絆がある。 私はそう信じてる。 だからこそ私は決心した。 二人から、 ソラとダイチから、 離れることを。
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