駆けるさくら
5/6
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
「瑞穂。 今度、東京に行こうか」 ゆっくり時間を使って出てきた言葉はそれだけ。 しかし、それだけで全てが伝わる。 「えぇ」 彼女が涙混じりに答えたのが、伝わってくる。 彼女は太陽。 自分という冬に春を教えてくれた優しい光。 だが、その太陽が一番輝くのはやはり夏。 季節は動かさなければならない。 あたたかな春から、輝く夏へと。 彼女が、心から輝けるように。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!