追憶のさくら
4/6
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
今なら、「うん、止めようか」と言えば、彼女は引き返すかもしれない。 でも、このあたたかな春を自分はもう手放せない。 一度知ってしまった春を手放すなんて事が出来るはずがない。 「大丈夫。 こうするしかなかったし、きっといつかご両親も分かってくれる。 なにより、俺には君が必要だから。 だから、ずっと側にいてほしい。 だから、一緒に行ってくれないか」 胸の中で、彼女が頷いた。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!