2人が本棚に入れています
本棚に追加
優美はさらに赤くなって、
「あああああああ・・ ・・うっ!」
ドサッ
テーブルに伏せてしまった。
このまま抱きかかえて部屋に連れて行きたい衝動を抑えて、
「優美、ご飯食べるのに行儀悪いよ」
「ごめんね・・て言うか・・りょうが・・恥ずかしいこと・・言うから・・ゴニョゴニョ」
「自分を誉められると恥ずかしがる所、昔からかわらないわね・・そう言うとこ・・か・わ・い・い・・ねっ」
横から、旧友さんが追い打ちをかけた。
優美は更にまっ赤になって、伏せてしまった。
優美が再起動がしなそうなので、夕食を諦め優美をおんぶして、部屋に戻った。
「りょうの・・部屋いこう・・」
実はこの時、喜苗名本屋で大変なことが起きていた。
「このクッキーおいしい?」
「なんかやみつきのなるよね」
「もっと無いの?」
「作り方教えて」
「君たち可愛いね」
「もう無くなったの?」
「追加は無いの?」
「いつ作るの」
奏が珍しく対応に追われて、
「どどどうしよう、どうしよう」
蜜柑は目を回して、カウンターおくのソファーで横になっていた。
檸檬は追加のクッキーを焼くのに必死。
最初のコメントを投稿しよう!