甘い?

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 優美はさらに赤くなって、 「あああああああ・・ ・・うっ!」  ドサッ  テーブルに伏せてしまった。  このまま抱きかかえて部屋に連れて行きたい衝動を抑えて、 「優美、ご飯食べるのに行儀悪いよ」 「ごめんね・・て言うか・・りょうが・・恥ずかしいこと・・言うから・・ゴニョゴニョ」 「自分を誉められると恥ずかしがる所、昔からかわらないわね・・そう言うとこ・・か・わ・い・い・・ねっ」  横から、旧友さんが追い打ちをかけた。  優美は更にまっ赤になって、伏せてしまった。 優美が再起動がしなそうなので、夕食を諦め優美をおんぶして、部屋に戻った。 「りょうの・・部屋いこう・・」  実はこの時、喜苗名本屋で大変なことが起きていた。 「このクッキーおいしい?」 「なんかやみつきのなるよね」 「もっと無いの?」 「作り方教えて」 「君たち可愛いね」 「もう無くなったの?」 「追加は無いの?」 「いつ作るの」  奏が珍しく対応に追われて、 「どどどうしよう、どうしよう」  蜜柑は目を回して、カウンターおくのソファーで横になっていた。  檸檬は追加のクッキーを焼くのに必死。
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