10人が本棚に入れています
本棚に追加
読んで下さった皆さま、ありがとうございますm(__)m
桜、といえば、日本人の心、ソメイヨシノ。
近年はあちこちに花見の名所がありますよね。
植樹された並木道を散策しながら、
一斉に舞い散る花びらを受け止める、
儚い美しさを感じるひとときも、日本人としてはまた格別ですが。
でも、他種の桜にはまた別の風情があります。
添付した写真は、私の地元の小学校の校庭にある『寒桜』です。
本作は、この樹をイメージして書きました。
「この~樹なんの樹気になる樹~♪」
みたいな、樹冠を広げた大木で、私の大好きな樹です。
世間から隔絶されたようにただ一本だけ、
校舎の前に立っている寒桜の大木。
花の頃はもちろん、
夏の青々とした姿も、冬の冠雪した姿も、
凛々しくて惚れ惚れします。
花が散るさまも、ソメイヨシノと違って、どこか力強い。
毎年、3月中旬に満開になります。
折しも小学校は卒業式シーズン。
この桜に見送られて巣立つこの小学校の卒業生は、本当に幸せだと思います。
私のヘタクソ写真ではお伝えできないこの感覚。
ぜひ皆さまにも実際に見ていただきたいなあ……。
本作では詳しく語られない『あの人』。
不思議に思われたかた、申し訳ありません。
本作は、私の処女作『向日葵』の後日譚として昨年書いた短編を、
単独でもお楽しみいただけるように、少々手直ししたものです。
もしも『あの人』にご興味が湧きましたら、表紙の[リンク]から本編へどうぞ♥
短編書きの私の、最初で最後の一大巨編90ページ!!(笑)
宣伝宣伝(笑)
皆さまの春が、出会いと希望に満ちたものであることをお祈りして。
感謝を込めて。
かず。
最初のコメントを投稿しよう!