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そんなある日のことだった。 いつものように電車を待っていると、ちいが、深刻な顔をしてこう言った。 「あのさ....僕さ...後悔してるんだ」 「何を?」 「あの日、.....涼介を助けられなかったこと」 「...ちい...」 1か月弱過ぎて、初めてちいはあの日のことを語りだした。 俺はこのことはタブーだと思ってずっと避けてきた。 だから、ちいからこの話が出て、今は何も考えられない。
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