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家までの道を歩いていても、俺はまたあの日を思い出す。 やまちゃんと最後に言葉を交わした日。 笑った顔を見た日。 そして、さっきのちいの言葉。 「知っていた....か....」 立ち止まり空を見た。 星が点々と散らばっていて、数もない。 都会の空は寂しい。 何で、また思い出してしまうんだろうか。 「俺は.....知らなかったな....」 寂しい街を、また、歩き出す。
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