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「俺は、会社の飲み会で....」 「ふーん...」 ちいは興味なさそうに返事をし、歩き始めた。俺は慌てて腕をつかんだ。 「ちょっとっ...!」 「何?」 「何じゃないよ。ちいは、何しに来てたのさ」 「それ、言わなきゃダメ?」 上目遣いで冷たい視線。 何か変だ。 「僕には、僕の事情ってもんがあるんだよ」 ちいは俺の手を振り払った。 「....変だよ」 「何が?」
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