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話が終わってしまい周りをキョロキョロ見渡す高宮主任に
『ーーーっやばい……ビールの缶捨てるのを忘れた……』
食卓テーブルの上には、乱れ置いてあるビールの缶5個
両親が飲んでいたとか言い訳したいけど、二人は不在
私は誤魔化すことばかり考え、テーブルに向った……私……
急ぎすぎ?
飲み過ぎ?
ーーーーが原因かどうかわからないけど、足が絡まってしまい【ドシッ】という音とともに転んでしまった
慌てて、私の所にくる高宮主任
「大丈夫?」って私を抱き上げてくれる
「へへへ………大丈夫れす……」
背の高い主任が屈み込むと、目線の近くにビール缶……
絶対、目に入ったと思う
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー終わりだーーーーーー』
心の中で叫ぶけど、声は出ない
主任はクスッと私の顔を見ながら天使の笑顔を見せる
「昼から飲んだの?」
という問いにコクンと頷く
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