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0-1 退魔師の活動
退魔師は基本的に、妖怪が出現し悪事を働く夜に活動を行います。
幕府から退魔条と呼ばれる依頼書を受け取り、
その妖怪を退治し一部を証明として提示することで
助成金を貰うことができます。
その助成金で生活をする退魔師もいますが、
それはごく一部の優秀な退魔師のみで、
ほとんどの退魔師は昼間に一般人と同じように職業に就き
表稼業として生計を立てています。
退魔能力を持った人間は
妖怪に触れることが出来るかによって判別されます。
餓鬼の爪などの妖怪の一部を触れるかどうかで判別が行われており、
幕府が毎年の春に大規模な退魔の素養があるかを検査する習慣がなされています。
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