第二章 『退魔師夜行』での出来事

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3、退魔師に立ちはだかる妖怪大将 1710年 ぬらりひょん、登場 抗魔一揆から4年。 混乱は収まり、退魔師の稼業も安定したところで 退魔師発足以来の大事件が発生しました。 突如、名峰富士山が赤く染まりその付近から大量の妖怪が出現したのです。 それと同時に、京では天皇を『ぬらりひょん』と名乗る妖怪が掌握し、 京の町全体とその近辺の地域が妖怪に支配されます。 『ぬらりひょん』は、全ての退魔師と日本を手中に納めると宣言し、 各地を襲い始めます。 幕府はこれを黙って見過ごす訳にはいかず、 『退魔志士』を招集し今もなお奪還戦が行われています。 『抗魔衆』はこの戦に参加せず『卯月組』は一部の褒美狙いで参加をしている状況です。 更に、退魔師を狙った妖怪による襲撃も頻発しており、 『抗魔衆』『卯月組』は自衛の為にも妖怪退治を行うようになります。
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