現状での最先端技術による人工頭脳レベルとその効果

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現状での最先端技術による人工頭脳レベルとその効果

「画期的技術」章で「チームサイボーグ」の今後の課題は「人工頭脳の研究開発をはじめとする『サイボーグの完全体化』である」と記述した。 実験体でもある姉の駒元奈良未(実生活においては「森沢奈良未」)、妹の駒元安佐未(同 武藤安佐未)も、人工頭脳技術が導入されている。 現状でのレベルは 1.サイボーグ化技術そのものが生体を必要としている(0(ゼロ)から作り上げる、つまり、完全な死体蘇生は不可能)。 2.脳は、細胞活性レベルで生存が確認できれば (1)オートマチックファイバースコープ(損傷脳部(脳神経系統)再生 記憶操作(主) 開発者 三嶋隆信 現 防衛省 自衛隊 高度国際間・国内紛争問題研究・解決・処理本部 中央管制隊 隊長 前 独立行政委員会 国立再生治療先端科学研究所 第66研究室 通称「チームサイボーグ」室長) (2)インプット・アウトプット・ヒューマノイド・システムス(I.O.H.S、5感覚器官再生 記憶操作(副) 開発者 坂東直哉 現 同隊主任 前 同室主任研究員) (3)リボーン・エレメント・カプセル・マークII(皮膚・筋肉・骨・臓器(含:(脳細胞))再生 開発者 亜麻菜みく 現 同隊 担当官 前 同室研究員) の各サイボーグ化統合技術で利用可能。 3.脳の一部に、上記2(3)による人工細胞を使用した「細胞化CPU(中央演算処理装置)」を移植。 4.「細胞化CPU」は、神経細胞を模した、同じく人工細胞で作られた「シナプス型基盤」で構成。 5.「細胞化CPU」は、既存の脳細胞との伝達連携が可能な超微弱電気信号を受発信。 6.移植にはサイボーグ化技術である上記2(1)から(3)を統合導入。 7.上記2(1)(2)による記憶操作処理は (1)海馬に代表される、脳内記憶保存領域の超微弱電気信号の言語化に成功した技術を応用。 (2)連携イメージ 記憶操作用コンピュータ=I.O.H.S=オートマチックファイバースコープ=細胞化CPU=損傷脳(上記2(1)(3)により再生済み) である。 なお「脳」は記憶以外にも「計算」「認識」「測定」等、多様な働きをする。損傷箇所が多い場合「細胞化CPU」を該当箇所に移植後、上記7(2)により、移植された「細胞化CPU」のソースコードを微調整することとなる。 「細胞化CPU」の具体的機能について 実験体である姉妹は、自己の人工頭脳、つまり「細胞化CPU」を利用し活動していることは言うまでもない。
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