現状での最先端技術による5感覚器官レベルとその効果

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現状での最先端技術による5感覚器官レベルとその効果

5感覚器官とは 1.視覚 眼 2.臭覚 鼻 3.味覚 舌 4.触覚 皮膚受容細胞群 5.聴覚 耳 である。 各筐体には前章「細胞化CPU」と同様「リボーン・エレメント・カプセル・マークII」により製造された人工細胞が使用される。 前章で、人工頭脳の効果は 1.姉のサイボーグによる治安維持活動。 2.姉のサイボーグに万一、支障が起きた場合には、妹をバックアップサイボーグとして起動させる。 と述べた。 「I.O.H.S(インプット・アウトプット・ヒューマノイド・システムス)」による上記感覚器官も、その効果を生むものでなければならない。 つまり 1.姉への「I.O.H.S」は、治安維持活動用として (1)視覚 眼 《1》暗視機能 〈1〉光学等倍 デジタル4倍 10万画素 〈2〉サーモグラフィー式 《2》双眼鏡機能 〈1〉光学デジタル解析式 光学40倍 デジタル150倍 900万画素 〈2〉電波式は前章「B.A.N.S」経由で機能可 《3》顕微鏡機能 〈1〉光学デジタル解析式 光学40倍 デジタル150倍 900万画素 〈2〉エックス線・電子式は、簡易・機能限定式のみ可 《4》解析機能 〈1〉可視情報を前章「B.A.N.S」と連携して解析 〈2〉例 [1]ナンバープレートから、盗難車、逃亡車を追跡 [2]指紋・網膜・顔・筆跡等の生体認証技術と組み合わせた指名手配犯の追跡 《5》録画・再生・転送機能 〈1〉前章「B.A.N.S」経由で機能可 〈2〉プロジェクターとして録画映像を大型スクリーンに投射可 《6》課題 双眼鏡機能のエックス線、顕微鏡の完全エックス線・電子化の開発・導入が待たれるところである(エックス線透視・解析については、上部からに限られるが、前章「B.A.N.S」人工衛星で処理される)。 (2)臭覚 鼻 《1》構造 ヒト鼻細胞に代表される臭覚系をベースに研究開発。 我が国の研究開発法人で研究された技術を「チームサイボーグ」で更に研磨し開発した、高感度スキャナーを鼻腔内に設置。通過気体中に存在している多様な粒子をスキャナーに付着させ、上記1(1)《3》〈2〉簡易機能限定式エックス線・電子顕微鏡からの反応データ・スキャン画像により、組成確認。「臭覚データ」として認識。 《2》精度 高感度。警察犬と同等クラス。場合により警察犬クラス以上。
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