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パリカーが消え去った茉莉(藻)は、
もはや生徒会や取り巻きたちを魅惑することも出来なくなってしまった。
彼らは我に返りほったらかしていた仕事や部活に一心不乱に励んだ。
相変わらず茉莉(藻)は五月蝿く喚くが、
そのうち裏口入学がバレて退学になった。
なぜ今まであんなのを好いていたのかと後悔するばかりだ。
※以下18禁でふ。
一方、春は魔王の寝室に連れられていた。
「呪いの心配はない。アイツのハッタリだ。」
魔王はベッドに座らせた春を覗きこみ微笑んだ。
「そっか...よかった。」
春は魔王の言葉にホッとしていた。
特に魔王も怒ってる様子ではないしと思った時だった。
魔王は春を優しく押し倒した。
「だけど、連絡もでなかったし、なにより面倒なことになっていたのを俺に報告しなかったな?」
魔王の微笑に春は苦笑いを返した。
そう、茉莉(藻)に付きまとわれたり取り巻きに暴力を受けていたのを内緒にしていたのだ。
「心配させた春にはお仕置きだ。」
魔王はニヤリと笑い、魔法で春の両手を頭の上で拘束して目も見えないようにした。
「あっ、ヤダっ!何!?見えないっ...」
「春....俺を呼べ....」
魔王は春の乳首を吸いながらそう言った。
「...んぁっ、...ヴァルぅ、ぁあっ!!
乳首をやだぁっ!...んひゃぁっ!」
魔王は尖った歯で優しく食みながら
春の起ちあがった性器に手を伸ばした。
全体を強く扱きながら反対の手で鈴口を撫でる。
「ひぃぃっ!!らめっ!!そこ、だめぇっ!!
んあぁぁっ!!」
春はビクビクと痙攣しながら腰を弱く揺らしている。魔王は春の卑猥な姿をじっと見つめながら反対の乳首も責め立てる。
「...んぁんっ、イクっ!イッちゃうぅっ...!!」
腰をへこへこと降り快楽を求める春の姿に
ニヤリと笑い、扱いていた手で射精できないよう握りしめた。
「あうっ...!なんれっ、イケないぃっ
ヴァルぅ、やらっ、あんっ!イカせてぇっ!!」
「お仕置きだって言っただろ?
今日は俺が許すまでイかせてあげない。」
ああ、彼はきっと凄く意地悪な顔をしているのだろう。それもこれも全部茉莉(藻)が邪魔したせいだ。
春は後悔に涙を滲ませ、一晩中続くであろうもどかしい快楽を疎ましく思った。
おしまい。
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