第一話

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「斯様に大きくしおってからに、もはや寸時の猶予もないと言わんばかりではないか」  女は固く、太いソレを五指で撫で回す。  女には上気からの紅潮が明らかに見て取れる。 「そう、ココに、コレを入れて。一息に、成してしまえ」  女は体液の漏れ出る腔に拳を向け、突き入れる素振りを男に見せる。  行灯の光が汗ばんだ女の肌をぬらりと照らし出す。
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