プロローグ

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突然だが、俺【如月 翔(きさらぎ あきら)】は死んだ。 何故そう理解出来るかというと激痛が全身を走り、息が出来ず、意識が朦朧としているからだ。 息が出来ないと言うことは……せいぜい胸、つまりは肺に鉛玉を食らったんだろう。 ……あーぁ、まさかただの殺しの依頼で失敗するとはね……。 これも世の末って奴か。 で、どうなるんだ? やっぱ人殺しの仕事だから地獄にでも堕ちるのか。 ……まぁ、それもそれで悪くないが……願うとしたら…… アキラ「転生……してみたいものだ……」 その言葉を最後に俺の意識が途絶えた。
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