プロローグ

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……まぁ、生き残りがいたとしても殺すだけだが。 ……つか待てよ? アキラ「依頼は引き受けてもいいが、別に俺じゃなくてもいいんじゃねぇの?」 今時殺し屋なんて腐るほど居る。 何故俺を選んだ? ゼウス「理由としては勇者召喚時刻と君が死んだ時刻がほぼ同じだと言うことと、勇者と年齢が近いということ。加えていえば戦闘能力も申し分ないし、過去の殺し屋の魂は全て地獄行き」 アキラ「あ、はい。そうですか」 いや、偶然にしては都合良過ぎじゃねぇかそれ? ゼウス「でも君凄いよね。何にせよ初めて人殺しをした時の年齢が八歳なんでしょ?しかも数十人の警官全員をナイフ一本で刺殺とか……」 アキラ「過去の話だ。忘れろ」 つか思い返せばどこぞの切り裂きジャックだよw アキラ「さて、そうと決まればこれは転生と見ていいのか?」 ゼウス「あ、うん。転生だよ」 よっしゃ、キタコレw アキラ「じゃあ報酬はどーすんの?ターゲットは勇者、いや十八前後の男性だとすれば……精々三百万は要求するが」 ゼウス「え?高くない?」 アキラ「アホ言え、人の命を奪う仕事だ。こんぐらいが普通だ」 どっかのおっさんが言う「金は命より重たいんだよ」とか違うからな?w
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