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「うはははは!ちょっとまちーや!凛の大親友はワシや!わしを倒してからにしてもらおうかぁ~」
「えー?4月1日終わってるんですけどォー?じゃあ、ガチでやっちゃう?」
「望むところやで!うはははは!」
「え!?喧嘩はダメですよ!?」
「とめるな、凛!男同士の真剣勝負や!巻頭には負けへん!」
「ウェイウェイウェイ!言ってくれるね、関西男子!?いいのかなぁ~!?グラブルは俺の方が強い的な!?」
「うははははは!経験値なら、わしの方が上!モンスター狩りは得意やねん!」
「って、ゲームで決めるんですか!?」
〔★平和な争いだった★〕
「てか、新入りの分際で、凛さんに馴れ馴れしいぞ!?」
「うっせぇ~!リンリンは俺と仲良し系~あっかんべぇー!!」
「凛さんっ!!」
「いや、だから、仲良く~」
「なんなんだよ、これはっ・・・・・!?」
「そりゃあ、凛君めぐってもめてんだろう、大河?」
「そうじゃねぇ!また変なのが増えたってことじゃねぇか!?」
「うははははは!自覚してるんか、えんなんとかくーん!」
「ウケるぅ~!自己申告しちゃう系―!?」
「当然だ!凛さんを敬えないからな!」
「オメーらのことだよ馬鹿野郎!!」
〔★3人の意見は一致していた★〕
「ふざけやがって!瑞希先輩の龍星軍を、こんなカオスにしやがって~!?凛道、瑞希先輩に対して悪いとー!!」
「え?俺、悪くないと思うけど?」
「瑞希センパーイ!?」
「大河、凛には凛にのやり方がある。もっと凛みたいに自由にお前もやってみろ。気が楽だぞ~?」
「うあああ!?重い男と思われた!?」
「あはははは!どっちかってぇーと、石頭じゃねぇか~!?よかったな、幡随院?」
「ウェイウェイウェイ!これからはサナ先輩と呼ばせていただきまーす!」
「ちーちゃん!ちーちゃん!瑞希お兄ちゃんには、この方には!失礼の内容にして下さいね!?」
「OK♪わが命にかけてもぉ~ウェイウェイ!」
「だったらもっと、瑞希先輩に足してそう言う態度を取りやがれぇぇぇ!!」
(大丈夫かな、ちーちゃん・・・・・・・)
暑い夏の昼下がり、ブチ切れた円城寺君のツッコミが、東山高校に響き渡る。
LOVEタイムを我慢して、呼び出しに応じた結果。
半グレ日本一だった友達と再会し、龍星軍の新しい仲間として迎えた。
改めて友達の誓いをかわしたのだった。
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