冒頭から始まる虐待……いじめ……。 悪しき魂に操られた猟奇殺人事件。 じわじわと恐怖に支配され、地獄絵図のようなグロテスクな世界に引き込まれる。 ――だるまさん……。 この凄惨な事件から、もう目を逸ら

かごめかごめも、そしてこのだーるまさんだーるまさん……も。 昔から伝わるわらべ歌はどこか不気味だ。 そして作者はこのだるまさんに恐ろしい息吹を吹き込んだ。 地域伝承と虐待を絡めたシーンは、どこか古臭

快紗瑠さーん。鼻にツンとくるくる（＞＜） まさに五感に訴える話運び。 これはいじめの復讐なのか。 都市伝説が降臨したのか。 殺戮をし尽くせば終わるのか。 呪いが果たされた後に平和が訪れるのか。 （↑

ちょこちょこ読みながら最後は一気読み。 最後まで読んだら、家の中にある達磨を一掃したくなるお話でした。 まぁ、家の中に達磨を置いてる人自体少ないんだろうけど笑 なんにせよ、昔からの風習とか呪

おぞましいホラーです。 しかも最後の最後まで。 読み終えた所で安堵の吐息は漏らせず、むしろ更に息を飲ませられます。 夜中に読んでいたら、背後で聞き慣れない音がしたら……と想像すると怖いなと感じる程

冒頭から激しい虐待の描写に目が離せなくなりました。 本来なら目を背けたくなるはずの展開ですが、リアルな描写が気になって、気がつけば読み進めてしまいます。この子はどうなるのだろう？　成長したら誤魔化せ

だるまさん、だるまさん・・・なんという不気味な響きでしょうか。これから起きる不吉な予兆が、暗い校舎裏から漂ってきます。これを読まれたあなた、明日、学校へ行けますか。あるいは会社のビルの裏側へ行けますか