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そう言い瞳から涙がこぼれ落ちた。
私「力になれるかわかりませんが...私で良ければ...」
竜「小僧!!!!」
鳥「あらあらまぁ~まぁ~安請負から命を落とす事もあるんですよご主人様...」
悪魔「どうか...お二方も考えていただけませんでしょうか...」
竜「くっ...小僧の身に何か有れば!貴様らの命はないと思え!!!!」
鳥「あら...あなたが折れるなんて珍しいわね~」
竜「魔界の悪魔がここまでワシに頭を下げておるんじゃ...おかしい事も無かろう...」
鳥「抵抗勢力にテロ活動を辞めさせればいいのね」
私「とにかく今はもっと情報を得る事を優先させましょう。」
悪魔「では私共の集落にご案内させて頂きます。」
私達は悪魔に集落へと案内された。
集落と呼ばれる所は想像していた物とは違い、高層ビルが立ち並ぶ近代都市であった、私達はマンションを一室ずつ提供され、頼めば生活に必要な物は何でも用意してくれた。集落に訪れ3日目の夜私は何も異変など無く平和な日々に、何か不気味さを感じながらも日課となっている魔法の練習へと向かった。
私「今日は相手の心を読む魔法と魔法のメカニズムの勉強でしたね。」
鳥「あなたは覚えが早いから直ぐにステップアップして行けそうね。今大気中の魔力源は何色が多いかわかる?」
私「今は深淵の魔力源が多くて黒魔術が使えそうです。」
鳥「黒魔術の特徴はなにかしら?」
私「多くは生命の生き死に関する魔法が、多く多数の精神操作も行う事が出来る。」
鳥「あらあら頭いいわねぇ~ガリ勉さん?」
私「勉強するのは好きですね。毎日頼んで本を貸して貰ってます。」
鳥「じゃあどんどん行きましょう」
私「より効率的に魔力源を集めるために、アンカーと呼ばれる杭を撃つんですよね。」
鳥「そうそうこの拳銃のような形をしたロッドと呼ばれている物からアンカーを撃ちだすの。」
私「コレ自体を武器に使う事はありますか?」
鳥「コレはオカルト見たいな物だから、話半分で聞いてくれていいんだけど、この世界では神様にお願いする道具だと考えられているから、あまりそういう使い方はしないのよ。」
私「そのいい方だと撃つ事は出来ると言う事ですね。」
鳥「魔法よりダメージが少ないから、あまり意味があるようには思えないけどね。」
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