5/372
57人が本棚に入れています
本棚に追加
/372ページ
――だとすれば……。 並木が考えていると、再び音がした。 おもわず飛び上がりそうになるほどの大きな音だった。 並木はゆっくりと立ち上がると、足音をたてぬようにとそろそろと寝室に近づき、静かにその戸を開けた。 そこで並木は見た。 そこにはまったくわけのわからないものがいたのだ。
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!