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僕は
木の下にいるであろう彼に向けて
「み…ミツバチくん…もう、みんな、行った…よ…?!」
語りかけた。
「もう…大丈夫…だよ……ミツバチくん…?」
だけれど
いくら呼んでも彼の声はしない。
ーーここからだと、ミツバチくんの姿が見えない…
そう思っていた僕の側で
ーーザザザザザッ!!
突然
竜巻のような突風が起こって
僕たちはその風に巻き上げられた。
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