『 ミツバチと僕 』

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「見ての通り、ミツバチをやっているのも退屈なんだ」 「君はいいよね…」 ぼそりと言った僕に 「僕が? どうして?」 そして 不思議そうに首を傾げる。 「僕は君が羨ましい」 「僕は君に羨ましがれることなんかないよ…どうしてそんな風に思うの?」 「だって…」 僕が言いかけた時 「ねえ。ミツバチさん!」 くすくすと笑う声が聞こえてきた。
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