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そんな状態が長く続きながらも狂に会いに行った
時が過ぎ朱里が中学2年生になった頃
森付近で胡桃に殴られている時
狂が朱里の前に飛び出て強く殴られた
その勢いで小さな体は勢いよく吹っ飛び
石に体を叩きつけられピクリとも動かなくなり
朱里は胡桃を押し退け狂を抱き抱え
病院へ連れていったが着いたときには既に手遅れだった
それを聞き朱里は絶望した
それから朱里は心を閉ざし、誰も信じず
大切なものを作らない事にした
もう二度と壊されない為に
そしてその日からは今まで以上に胡桃に恐怖を感じ
名前を聞くだけで身体が震え
胡桃に会えば身体全身が震え逃げたい衝動に駆られる
触られると身体が動かなくなる程
朱里は恐怖を植え付けられた
そうして数年立ち今へ繋がる
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