【1】
2/5
読書設定
目次
前へ
/
31ページ
次へ
どこまでも続くかのような、見渡すかぎりの草原。 その草原の中に、一人の少女が座っていた。 陽に透ける茶色がかったやわらかな髪が、肩の下あたりまで伸びている。 穏やかな瞳。 口元に淡い微笑み。 見るからに儚げな少女である。 その少女が見つめる先に、一人の少年が現れた。 太陽の光を全身に受けて育ったことがわかる、素朴な少年である。 嘘偽りない、嘘という言葉さえ知らないかのような真っ直ぐな瞳。
/
31ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!