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時々堪らなく廉ちゃんの声が聞きたくなる。
それはちょっと弱ってる時で。
見守るだけでいい、傍にメンバーとしていられるだけでいいと誓った想い。
だけど自分でもどうしようもない位、想いが溢れてくる日がある。
それでも告白なんて考えてない。
もし言ってしまったとしても、たぶん何も変わらないのも分かってる。
だから側にいられればいいんだ。
ちゃんと僕は、廉ちゃんの願っている僕を演じるよ。
だから少しだけ声を聞かせて……
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