第4任務 ディス子さんと地球

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人里から少し離れた、のどかな田舎。 UFOの向かう先に一軒の家が見えてくる。 「おい、ジュラルミン。UFOがあの家に向かっているようだが、このままではぶつかってしまうぞ?住民に気付かれてしまう。」 「ご安心くださいな。あれが私達が拠点にする愛の巣…いえ、基地ですの。」 今また愛の巣と言ったなこいつ…ううっ…背筋がゾクッと…私にその気はないぞ! 「このままUFOを地下に隠して、地上の家で生活するんですのよ。」 するとUFOはするりと地面をすり抜けて地下へ。 地上の家の真下まで来てUFOが動きを止めると、出入口が開いた。 「さあ、お姉さま。ここから出ればいよいよ新居の中ですわ。地球の大気内ですのよ。」 なんだかワクワクしてきた。未知の惑星、未知の住人。私はこれからどんなものに出会い、ここでの時間を過ごすのだろう。 少し怖い気持ちもあるが、地球人とは良い関係を築きたいものだ。
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