第1任務 ディス子さんと任務

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「サ…サー?せ、潜入任務でありますか…?」 ディス子は先程までの凛々しい表情を崩した。 「そうじゃ。知らぬ惑星での長い任務になるだろう。引き受けてくれるか?」 ディス子の表情に再び凛々しさが戻る。 「サー!」 「うむ、感謝する。それからディス子…」 「サー!」 「その「サー!」というのを止めい。わしとお前の仲ではないか。」 「サ、サー…(汗)」 大佐は戦争で両親を失い、戦火に焼かれかけていたディス子を拾い育ててくれた、いわばディス子の親代わりなのだ。 「やれやれ…強い子になってほしいとしつけたつもりじゃが、少々やり過ぎたかの…」 大佐は小さくため息を漏らした。 「まあよい。1人では心細かろう。お供に地球事情に若干詳しい部下を付けよう。」 「…若干…でありますか…?」 「うむ、若干じゃ。」
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