私の受難
39/46
読書設定
目次
前へ
/
46ページ
次へ
「……もしかして大病なの?」 私は奏の腕を掴んだ。振り向いた奏の目を真っ直ぐに見る。 お祖母様が大病だから私を会わせたの? 嫁とした紹介したの? 視線が合ったのは一瞬だった。奏が視線を外したからだ。 「祖母ちゃんの冥土の土産に俺の妻を見せてやりたかったのだ」 奏の寂しげな声を初めて聞いた。
/
46ページ
最初のコメントを投稿しよう!
42人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
172(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!